ファミリーレストランでの店員のアルバイト体験談

ファミリーレストランでの店員のアルバイト体験談

今回紹介するファミレスのバイトも飲食系の中ではかなりメジャーだね。
ただし忙しい店は極端に忙しくなることがあって店舗ごとの差がとても激しいよ。
今回体験談を語ってくれたちゃんさん(26歳男性)は高校2年生のときに飛び込みで面接を受けて働き出したんだけどそこは有名な繁盛店で…?

アルバイトの体験者ちゃん
アルバイトの勤務地長崎県佐世保市
働いた期間1年半
職場の年齢層30代以上中心
職場の男女比2:8

出会いには期待できる?

女性比率は高いのですが30代~50代のパートさんばかりだったので出会いにはあまり期待できません。

ちゃんさんによる基本評価

仕事の簡単さむずかしい★★★かんたん
仕事の楽しさつまらない★★★★たのしい
人間関係なかわるい★★★なかよし
総合評価わるい★★★よい

ファミリーレストランでの店員のアルバイト体験談 詳細レビュー

私は高校2年生になってから学校生活が馬鹿らしくなり不登校気味で、悪友と遊び回る毎日でした。
夏休みに入り、学校の夏期講習をぼーっと受けながらふと「こうやって自分が勉強している時間もお金が発生していて、それはお母さん が払っているんだな」と考えた事がありました。
父親の職だと生活は厳しく、弟もまだ中学生。
これからお金がいるというのに我が家の貯蓄はゼロでした。

その夏期講習の帰り道、いつも通る通学路。
客として友達と利用するだけだったファミリーレストランの入口ドアに貼られた「バイト募
集」の紙を見た瞬間、気付けばドアを開けて入っていました。
なにも考えていませんでした。
バイトする事自体考えたことはなかったのに、店員さんへ「表の貼り紙を見ました。バイトしたいんですが…」と飛び込みで面接をお願いしたのです。

さしみ
さしみ

なにかに吸い寄せられるようにって感じだね。

そこからはあっという間でした。まず、店長が出てきて「高校生はちょっと…」というお断りに対してすらすらと「生活費を稼ぎ、母に楽をさせたい」と言う事と、「自分の学費は自分で稼ぎたい」という気持ちを伝えました。
きっと嘘ではなく、心の底では本当にそう思っていた自分がいたのだと思います。
熱意が通りその場で採用、3日後に研修が始まりました。

さしみ
さしみ

常に人手不足の飲食業界でも高校生は断られやすいんだけど、
その理由に「すぐに辞めちゃうんじゃないか」の不安が大きいから、っていうのがあるから熱意を示すと通ることが多いんだよ。

地元ファミリーレストランといってもチェーン店でしたので、マニュアルは非常に細分化されて決められていました。ホール担当として、給仕や片づけ、レジ打ちや店員同士で使う専門用語など初体験ばかりでしたが、教えて下さった店長はとても丁寧に教えてくれました。
元々要領は良いほうでしたので、すぐ覚えられました。

そこからが問題でした。
すぐ覚えられたため本来1ヶ月研修するところを、半分の2週間ほどで済んでしまい、「じゃあ明日のカフェタイムから一人で入ってもらおうかな」と予定より早くシフトの一員として数えられてしまいました。

さしみ
さしみ

評価してもらえるのは嬉しいけど、できるかな?の不安のほうが大きいね。

翌日、それはもう地獄でした。
私は高校生でしたので、なんと時給はその当時の最低賃金プラス3円。なのに他のベテランパートさんと同じく、カフェタイム(16時~18時まで)にたった一人でホール作業を任されてしまいました。季節は夏ですから、デザートメニューの中でもかき氷が出るわ出るわ…
しかも店長のミスで、デザートの作り方は教えられていなかったんです。

さしみ
さしみ

いきなり試練だね。不慣れなうちの接客1人作業は辛い&怖い!

狭い作業場で、無駄に大きいメニュー表を広げ、見よう見まねで作りますがその間にも料理提供、レジ打ち、席の片づけなどやる事ばかり。
溶けていくかき氷をまるで秘伝のたれかのように継ぎ足し継ぎ足し作るのが精いっぱいでした。
幸いその日はお年寄りが多く、「あら、一人?頑張って」と励まして下さる優しい方ばかりで救われました。

さしみ
さしみ

お客さんの優しい言葉には本当に救われる~接客あるある。

18時からシフトに入ったベテランさんは、客席の片づけが追い付いていない惨状を目の当たりにして怖い目で睨んできましたが、今でも忘れられない1日です。

初シフトを終えてからの毎日は本当に早く過ぎ去りました。
元々住宅地にあるお店で、県内でも繁忙店として有名なところでしたから、暇な日はありませんでした。
ランチで混み、カフェタイムで一旦落ち着くもランチの片づけでバタバタ。
やっと準備が整ったころにやってくるディナータイム。
これの繰り返しです。

さしみ
さしみ

忙しいのはマイナスなだけじゃないんだ。
慣れるのが早かったり、物事の段取りが良くなったり時間が早く過ぎたり…とメリットも結構あるよ。

多忙な中、一貫して守ったマイルールがありました。

それは、仕事を完璧に覚えるまでは雑談に参加しないという事です。

私は当時、学校が終わってからの16時~21時を週3日程度とお願いしていましたが、なかなか短い時間だと経験が積めません。
まわりはパートのおばさんが多く、同年代がおらず話す必要も感じませんでした。
早く仕事を覚えて一人前にならないと、という焦りもありました。

それに拍車をかけてくれたのはランチタイムにいる厳しいと有名のおばさんでした。

どうしても人が足りない時だけ土日のランチを手伝っていましたが、シフトが一緒になる度怒られました。怒る時は決まって「○○(苗字呼び捨て)!!何やってんだてめえ!
超が付く程怖かったです。
お客様に怒鳴られるよりも、目が笑っておらずドスの効いたおばさまの声はこんなに怖いのだと初めて知りました。

さしみ
さしみ

軍隊おばさんだ…。体育会系の部活の顧問にこういう先生よくいるね。

それからというもの余計に、一切雑談せずひたすら体を動かし、やり方を目で盗み、役に立てるよう(今思えば怒られないように必死だったのでしょう)、馬車馬のごとく働きました。

こう書くと苦労ばかりですが、就職の為辞める際はとても悲しかったです。
働きぶりを認めてくれてからのおばさん方の優しさとフォローにはたくさん助けてもらいました。
何より、忙しい時程自分が思うように客席を回転できると、達成感と満足感が心地よかったです。
今思えば面接に飛び込んだあの時は助けを求めていたのかもしれません。
わちゃわちゃ忙しく働いた自分は、高校生活よりも輝いていたように思えて、私にとっての青春だったなと思い返すのです。

アルバイトをして良かったこと・したことで役立ったこと

高校を卒業してから、私は家庭の事情から就職を決断しましたが 、まわりの高校生と比べて社会生活になじむのが早かったと思います。
また、社会人としての常識やマナーをわざわざ学ばずとも、自然に身に付けられたと思います。

バイト時代はとにかく毎日が忙しかったので「出来る作業は前倒しで出来るときにやっておこう」と常々思って仕事を工夫していた経験があり、どこの職場へ転職しても自然とその経験を活かして仕事ができます。

さしみ
さしみ

キツめの運動部の経験と似たものを感じる。
効率的に動けるようになるよね。

おかげで残業せず定時内に仕事を終わらせられますし、業務改善や作業効率化で上司からも信頼してもらいやすいです。

総評

さしみ
さしみ

高校生がファミレスのバイト、ってそれだけ聞くと普通なんだけどなかなかハードな内容だったね。

しいたけ
しいたけ

ただマイナスなだけのハードさじゃなくて色々身についたみたいだな。
テキパキ動けたり段取り良く行動できるようになるのはさっきも書いてあったが運動部に近いものがあるぞ。

コメント